ゆたかとエグモント
デンマーク エグモント教員片岡豊によるWEB日記
2006/11
13
コペンハーゲン
今日から泊りがけで、コペンハーゲンに行く。授業の一環としてだ。日本人生徒も全員一緒。コペンハーゲン市内見学も含めて、おもにデンマークデザイン関係のところを訪問見学する予定にしている。夕方にはN君を空港まで迎えに行き、翌日、エグモントに戻るまで一緒に行動することになる。
コペンハーゲンには1970年代の始めに1年間ほど住んだことがある。当時は学生運動やポルノ解禁などで町並みが「生き生き」としていた。
でも僕にとっては他人事のように思え、ただ「大都市」で孤独な生活をおくっていた。SASホテルでのアルバイトが終わると市内の映画館を回って上映されている映画を見て過ごしていた。
ある日、することがなく、借り部屋のベッドの上でパンツ1枚で横たわっていたら、壁にかかっている絵が動き出したように思えた。これはまずい、頭がおかしくなってきたようだ。何とかしなければ、と思い、紙とボールペンをとり出し、自分が不満なことをとにかく書いてみた。背が小さい、言葉が出来ない、美味しいものが食べられない・・・1枚のA4の紙に30項目ほどあった。さらに考えても思いつくものがなくなった。そこで、ふと自分のお腹を見ると、臍が見えない。不満項目に「臍がないこと」と書き足して、なんとなく気持ちがすっきりしたことを覚えている。
しばらくしてコペンハーゲンを去り、地方に住むようになった。コペンハーゲンには2度と住むことはなかった。今では用事でコペンハーゲンに行っても何となく息苦しく感じる。さあ、そろそろ朝だ。あと数時間で出かけなければならない。胃の調子もおさまってきたので一寝入りすることにするか。
ありゃ、今日は13日だ。よしゃ、いいことあるぞ、きっと。それでは、おやすみ/おはよう。
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