ゆたかとエグモント
デンマーク エグモント教員片岡豊によるWEB日記
2008/03
16
プロジェクトとビジョン
Bruger Drevne Innovationというプロジェクトに関わっている。直訳すると、「ユーザーによって推進されるイノベーション」というような意味。当事者からいろいろアイデアを得てハイテクの福祉機器を開発するのが趣旨、といえば、何となく分かり易いかもしれない。いや、分かったような分からないような、得体の知れないプロジェクト。何をするかというと、頭の鈍い僕にはいまいち分かっていない。福祉機器を開発するためのオーフス大学のコンピューター/人工知能学科、技術研究所、工業大学、補助器具研究所、重度心身障害者施設、エグモント・ホイスコーレンなどの共同プロジェクトで、国から助成金をもらっているようだ。先月、介助ロボット・ハイテク福祉機器を視察するために訪日したグループは、高齢者・障害者用のハイテク福祉機器を開発するという同じような趣旨を持つ別のプロジェクトに属している。なんでも政府は、先日、この分野の開発のために、数十億円だか予算をつけたという。まあ、僕の収入には関係ないので、額の大きさは、僕にとってはサラダにはケチャップかマヨネーズのどちらかがいいかくらいの意味しかない。
それよりは、僕の関心は今、将来のビジョン作りに向いている。ビジョンがビジョンであるからには、まず第一に、これまでの視野には見えなかったもの。第二に、そう容易には実現できそうにはないもの。第三に、多くの賛同者をえられること。そして、最後に実現するための行動指針となりうること。この4つの条件が必要だと思う。ロボットだとかハイテク福祉機器も面白いけれど、あくまでもこれらはツールであって、僕にとっては最終目標にはなりえない。おーい、みんな、一緒にビジョンを考えてつくろうよ。結構、面白いよ。
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