デンマークは日本に比べると規則とか道徳的なことを電車やバスの中にあまり言葉で表示しません。
言葉ナシで、例えば禁煙マークとかアイスクリーム、ソーダ・又はビールのボトル、ソーセージのマークに赤斜線が引いてある標識のようなもので表示されている。
ソーセージが「食べ物」のシンボルになるところがさすがデンマークらしい。
これは、デンマークに来たときからちょっと意外だった。
デンマーク語がわからない難民移民や外国人観光客が多いからだろうか?
日本は視覚から作られた象形文字、漢字を使うから?か、視覚に訴える表現法を使うことが多いと思う。
写真とか、イラストとか。
いい例が料理の本。
日本の本には必ず写真が一コマ一コマ短い説明とともに載っている。
デンマークの料理の本は写真が少なく、言葉での説明が多い。 最近は少し変わってきたとはいえ、女性雑誌などのレシピはできた料理の写真は載っていても過程の写真はほとんど載っていない。
日本 ? 視覚
デンマーク ? 言葉
というイメージがあるなか、社会のルールに関してはちょっと違ったアプローチの方法をとっている気がする。
日本の電車やバスの中にはイラストもあるけど、数行による守るマナーが書いてある。
タバコの箱には細々と、どうして喫煙を避けたほうがいいのか説明が載っている。 デンマーク、というか欧米では「Smoking kills」なんていうおおまかで、ストレートな言葉が印刷されている。
お国柄の違いですね。
さて、最近オーフス市内のバスにはマナーについてのキャンペーンが行われてるようで、車内には丸く赤いイラスト入りのシールが窓などに貼ってある。
大きさは日本の電車のドアにある扉に注意、のような丸いシールくらい。
二人がけの席におばさまが一人座って横の席に小さなハンドバッグが置いてあり、席をゆずろう、みたいなバージョンのスローガン。
女性がクリスマスツリーに飾るようなライトを掲げてるイラストで、(バスに乗るときは)意思表示をもっとはっきり(運転手に)しよう、とか、
花束を運転手に渡すイラストで、運転手への暴言や暴力をなくそう、という目的のものもある。
私が一番好きなのは上の写真のアピール。
日本なら、「車内での携帯電話での会話は控えましょう」的なことが『やさしく』書いてあると思うけど、このステッカーには、
「他の人は、今夜あなたが何をするのか聞きたくない!」
というストレートなアピール。
初めて読んだ時、心の中で一人大爆笑してしまった。
非常に気持ちいい?(笑)
でも、日本人にとっては大切な道徳、「他人の迷惑になることはやめよう」、というものは、個人主義のデンマーク人には同レベルで重視されてはいない。
目くじら立てて文句をいう人もそれほどいないしね。
・・・ので、相変わらず大声で話す人や、長電話する人がいます。
ステッカーにガムついてるし・・・(笑)
:
![写真[0]](http://sns.egmont.jp/img.php?filename=t_834_1_1239405629.jpg&w=180&h=180)
エグモント写真ギャラリー